歯科衛生士の現状と将来性

歯科衛生士の現状と将来性

◆求人は安定している。

歯科衛生士は指定の課程を修了した上で国家試験に合格しなければならない、国家資格が必要な職業。
さらには人手が足りているとは言えない医療関係ということで、今後求人の数が激減したり、歯科衛生士の方が溢れかえる、とった事態にはならないと思われる。
つまりは就職先の安定度はかなり高い職種で、やはり同種内であれば復職も転職もしやすいというのが大きなメリットだね。
自分の時間も取りやすいから自分の仕事の幅や質の向上にも励みやすいし、思い切って他業種へ転職!という際もしっかり準備して臨めるはず。

◆高齢化社会を受けて

しばらく前からずっと言われ続けていることではありますが、日本は高齢化社会が進んでいる。少し古いけれど2012年のデータで4人に1人んが65歳以上だとか。
このままいけば2050年ころには2.5人に1人が高齢者という驚異の数値。こうなると福祉系は忙しくなり、少し関わる歯科衛生士としても入れ歯のケアや在宅診療の需要が高まるという寸法。
また高齢者の間で今『口腔ケア』というワードが注目を集めているとか。
呼んでそのまま口腔内のケアをすることで、それによって病気を防ぎ、健康を防ごうという話だね。
今後はどんどん需要が高まって、将来性がある職業としても何ら問題ないかとは思うよ。

◆技術の進歩

常に新しくなる医療の現場。現在歯科医ではインプラントという高度治療に注目が集まっているよ。
再生しないと言われている歯だけれど、この治療方法は人口の歯を顎の骨と連動させることで自分の歯のように噛めるし見えるしという素晴らしい治療法。
まだ新しくて保険がきかない治療法だけれど、結構人気が出ているとか。
ただしこの方法だと治療後の状態を継続的に見ていかなければいけないので、そこで歯科衛生士の出番と言うわけ。
まだまだ進化の途中なのでどうなるか分からないけれど、こういった新しい治療法でも歯科衛生士の活躍の場は広がっていくという話だね。

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