歯科衛生士の資格について

歯科衛生士にもう一つ!

歯科衛生士というのも立派に国家資格で手に職と言う点では素晴らしいものだ。
しかしさらに収入を求めたり、他業種に転向しようと考えた場合は、他にも何か資格を持っているとやっぱりかなり有利に働くよね。
歯科衛生士は女性が多く、また自身の時間を確保しやすいという点からもダブルライセンスを目指す人が多いとされているんだ。
ここでは2つ目の資格として人気なものをBEST5で紹介しちゃうよ!

◆第5位:看護師

看護師は昔から今でも女性に人気の仕事として根強いものがある仕事だ。
そんな看護師は歯科衛生士よりも収入が多く、病院勤務の経験があったり口腔外科を学んだ歯科衛生士にとっては関連の職種となるわけだ。
ただし看護師になるためには改めて学校に通う必要がある。
働きながら通うとなると全日制に行くわけにはいかないので、夜間か通信かになると思うけれど、その場合はやはり専門学校という選択肢が良さそうだよ。
違いについては別のページでも解説しているけれど、やっぱり3年間で済むと言うこと。また看護系は歯科衛生士よりも学校数が多いため、競争を勝ち抜くために学費サポート制度も揃っていたりするので、自分に合った学校を探してみるところから始めよう。

◆第4位:米国歯科衛生士

留学経験がある人や、海外勤務を志している人は、海外進出を考える人も中にはいるようだね。
アメリカの歯科衛生士は日本の同職よりも地位も高ければ給料も高いというのだから、多少語学に覚えがあればチャレンジする価値は十分にあるだろう。
また自身の希望ではなかったけれど、家族の海外転勤が決まったからやむを得ずというパターンもあるとか。海外勤務の経験があれば帰国後の仕事の幅はさらに広がるので、次にも繋がりやすい良手と言えるだろうね。
米国歯科衛生士の資格を取るには大学か短大を卒業し、各州で行われる試験に合格する必要があるよ。
日本にはない歯科助手の資格もあるみたいだから、まずはそっちを足掛かりにして、という手段もいいかもしれないね。

◆第3位:介護支援専門員

横文字にするとケアマネージャー。歯科衛生士の実務経験を5年以上積むと受験資格を得られるので、印象としては歯科衛生士の上位互換と捉える人も多いみたい。
ただし実際は歯科衛生士の資格を持っている人の割合なんてかなり低いとか、やっぱり福祉領域への転向となるのが知識的にも難しいというのが現状のよう。
ただやっぱり改めて学校に通う必要がないというのが手軽なようで、受験者は多く人気な資格だよ。
ちなみに参考程度に、正式な受験資格としては保健医療・介護福祉系の国家資格の保有と、その実務経験5年以上というものだよ。

◆第2位:保育士

歯科衛生士の資格取得の後に保育士にチャレンジする人も多いけれど、逆に保育士をとってから歯科衛生士の資格をとろうとする人も結構いるとかいないとか。
給料としては同じくらいだけれど、小さな子が一定数以上来院するような歯科医院では保育士の能力がある歯科衛生士なんてカモがネギをしょって来るようなもの……いや慣用句違い。いずれにせよ素晴らしい人材としてひっぱりだこ間違いなし!
ちなみに保育士試験は学校に行かなくても試験に受かれば資格取得が可能、とはいえ合格率は10%という超難関……! 合格率だけで言えば公務員レベル。独学で難しく感じた場合は素直に学校か通信講座を探した方が良いかもしれないね。

◆第1位:歯科衛生士

やはり堂々の一位に輝いたのは、同じ歯科系の資格である歯科衛生士の資格。これについても保育士と同じように、歯科技工士から歯科衛生士のパターンも多いとのこと。
歯科技工士として働いていると歯科衛生士の仕事に触れる機会も結構あるので、勉強する環境については不足はないと言えるかもしれない。ただし歯科衛生士と同じように指定の学校で授業を受ける必要がある点には主に学費面で要注意。 歯科衛生士の場合は3年以上の修学が必要だから歯科技工士よりは長くかかる点はワンポイントで注意点だよ。
ただし試験合格率は歯科技工士より数%高いとか。それでも95%を超えているので、万が一にも落ちないようにしっかり勉強しておこう。

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