アレルギーが発生する可能性もある?アレルギーで有名な動物
◆どんな動物でアレルギーって起こるの?
世の中にありふれているアレルギー。その中でも特定の動物に近付くだけでも発症するようなものがいくつかあるよ。
気持ちでは好きなのに近づけないという人も少なくないので、治療ができればいいけれどなかなか難しいのが現状みたいだね。
アレルギーだけど動物好きだから何とか対策をして仕事に就いている人も世の中にはいる。
自分がアレルギーの人はもちろん、将来動物に関わる仕事に就くならばアレルギーについての知識もしっかりと得ておく必要があるよ。
◆アレルギーを起こす動物
アレルギーを起こすメジャーな動物には、以下の種類がいる。
・犬
・猫
・ハムスター(げっ歯類)
・ウサギ
・爬虫類
・魚類
ちょっと後半の範囲が広くなってしまった感があるけれど、主にペットとして飼われる可能性があるのはこのあたりだね。
では今回は上から3つのアレルギーの症状について触れていってみよう。
◆犬アレルギー
犬アレルギーで起こる症状は基本的なものでは花粉症に似ている。
目のかゆみとかくしゃみ鼻水、少し重いと咳や喘息、発疹が出ることもあるね。
重い症状になると呼吸困難に陥ったり、めまい、嘔吐感も出てくるみたいだ。
犬種によってもアレルギーとなるかならないかがあるみたいだから、人の家の犬はダメ。とかもあるみたいだよ。
原因は唾液や体毛、そして犬によく付くヒョウダニだ。
原因にも寄るけれどしっかり清潔にしていれば症状が緩和されることもあるみたいだから、シャンプーやブラッシングを定期的にしっかり行って、部屋には空気清浄器なんかがあっても効果があるみたいだね。
◆猫アレルギー
猫についても犬アレルギーと同じような症状が起こる。それに伴った目や顔の腫れなんかも報告されているよ。
原因についても同じようなもので、水を嫌がる性質な分お風呂なんかの回数も犬より少なめな家庭が多く、フケなんかが溜まってしまうことも多いみたいだね。
猫自体がきれい好きだから大丈夫だと思っても、それはやっぱり猫自身の判断だ。
嫌われるほどに干渉しろとは言わないけれど、こまめに綺麗さを保った方がいいだろうね。
あとはやっぱり空気清浄器なんかも大事。室内を動き回る分普段から隅々までの掃除も意識しておこう。
◆ハムスターアレルギー
あんまりメジャーなものではないけれど、飼ってみて発症するケースというのはそこそこ多い。
症状は呼吸器系が主で、喘息なんかを引き起こすことが多いよ。
原因は犬猫と同じく体毛や唾液、排泄物なんかだね。
違うのはなんとびっくり、スズメバチで有名なアナフィラキシーショックの可能性があるということ。
ハムスターに噛まれて唾液が体内に入ることで、呼吸困難や腹痛、下痢をはじめ、じんましんが出たりめまいを起こしたり、場合によって痙攣やひきつけを起こしてしまう可能性も。
それらが間接的な引き金で死亡してしまった例もあるらしい。要注意だ。
だからもしハムスターに触れるなどでアレルギーの疑いがあるようならば、しっかり検査してからじゃないと飼ってはいけない。
ハムスターにとっても飼い主にとっても、幸せな結果にはならないからね。