ペットシッターという仕事について掘り下げて解説!
◆ペットシッターになるには
ペットシッターになるには、特別な資格も必要なければ何か講義を受ける必要もないよ。
ペットシッターの派遣を行っている派遣会社への採用か、自分で名乗ることでもペットシッターにはなれる。
ただしもちろん実績や評判がないと名乗ったところでお客さんは来てくれないから、始めのうちはやっぱり企業に勤めるとか、有名なシッターさんの補助をするとかの道がいいだろうね。
大手のペットシッター派遣会社では、ペットシッターとして働ける人を全国的に募集しているので、求人を探せばすぐに見つかるはずだよ。
◆動物関連の資格を取ろう
さっきも言ったように素人さんが全くの未経験でいきなりペットシッターとして働くのは難しいこと。
ペットシッターは飼い主にとって家族同然のペットを預かる非常に大切な仕事だ。
デリケートな性格のペットの場合は多くの知識やスキルが欠かせないよね。
当然動物の基本的な習性や生態については深く理解しておかなければいけないし、もし怪我や病気になってしまった場合は対処法も知っておかなければいけない。
依頼内容に寄ってはトリミングや爪のカットなんかもお願いされることもあるし、そういったスキルがあった方がシッターとしては成功しやすいよね。
開業する場合はもちろん、企業に就職することを目指した場合でも、ペットショップなどの動物に関わる仕事の経験や、関連した資格を取得しておくことが重要なんだね。
最低限動物を飼育していた経験がなければ、採用に関しては難しい。買ったことが無くても学校で学んでいるならば比較的採用もされやすいみたいだよ。
◆ペットシッターの収入
ペットシッターは働き方も様々なので全体を平均化することはできないけれど、それぞれのケースに合わせて紹介しよう。
1つ目は企業に雇われる場合。
ペットシッターは特別な資格などが必要ないため、働きたいと思って企業に採用さえされれば働くことができるよ。
その分全国にどれくらいの数のシッターさんがいるかはわからないけれど、だいたい年収が200~300万円ほどと言われている。
アルバイトだと900円から、高くて1500円くらいかな。
2つ目、経営者として独立開業する場合。
これは分かりやすく、働いた分だけ収入が増えることになる。
大体の相場で、小動物や室内犬や猫で、一時間2000~2700円ほど。
散歩が必要な大型犬なんかの場合は割増しとなって、一時間につき3000円以上の場合があるよ。
これは大体一頭ベースなので、多頭飼いなどでペットの数が多い場合はさらに追加料金がかかることになるね。
この金額に、飼い主の自宅までの交通費が料金にプラスされるのが一般的な最終料金だよ。
また上手く稼ぐ方法として、旅行や里帰りシーズンを狙った割増料金。
長期で出かけるとなるとペットを預けざるを得ないこともあって、多少値上がりしててもお客さんは増える傾向にあるんだね。
多いときには1日で20,000円を超えることもあるんだとか。流石にそれが一か月続くことはまずないけれど、稼げるときに稼いでそうでないときに休むというのが賢いやり方だよね。
ペットシッターはその仕事柄、副業としても経営することができる。
本業がない時間で予約を入れてもらって、時間制で預かれば無駄がないよね。
まだそれほどお客さんが集まらない段階ではなかなか収入も見込めないので、実際にちゃんと稼げる手段は用意しておこう。