◆動物に関わる仕事の収入
★ トリマー
トリマーの給料は、地域によっても変わるけれど、正社員で月に16～20万円ほど。初任給は平均して15万円前後が相場みたいだね。
賞与がない場合もあるから、大体年収で250万円前後に落ち着くことが多いみたいだね。
人気店の場合は月給がもう少し上がるだろうし、賞与や特別手当がしっかりついていれば年収500万円前後となるケースもあるみたい。
ただし個人経営の店に就職した場合はなかなか福利厚生まで整備されていないことがあり、収入が不安定な場合も多いみたいだ。
だから就職のするなら給与額だけではなく、必ず保険などの待遇面も確認しておこう。
大手チェーンであれば安定した働き方が見込めるので狙えそうであれば狙ってしまおう。
店によっては学んだこと以外の業務を任せられることもあるので、一概に選べないのが特徴と言えるかもね。
★ 獣医師
獣医師はなるのが難しく、高収入な仕事というイメージが強いかもしれない。
確かに年収700万超えることもあるし、独立開業すれば1,000万円も夢じゃない仕事だよ。
でも決して時給換算してはいけないのが獣医師という仕事だ。
特に入院や急患を受け付けているような病院では寝る間も惜しむという言葉がそのまま適用されそうだ。
信頼度や好感度が高い病院の方が忙しく、その分もちろん収入もいい。働けば働くほど稼げるのは分かりやすいかもしれないね。
しかも獣医師の診療費は基本的に自由に設定ができる。もちろん法外な値段をふっかければ悪評が広まるばかりだからバランスは難しいね。
というのは開業医の話であって、どこかの臨床病院や大型の獣医施設で働くなら当然そこで適用される給料となる。
初任給は23万円前後と比較的高給だけれど、先のように仕事内容がハードで待遇面にも不安が残るので、収入面ばかり見ることがないようにしよう。
★ 飼育員
動物園や水族館の動物を世話する飼育員さん。時にはパフォーマンスなんかの担当になる場合もあるね。
これも勤務先によって変動がある仕事だけれど、大体正規社員の給料は15万円前後、東京の有名施設でも20万円いかないくらいなので、年収にすると250万円くらいかな。
朝から夜まで動物の世話やお客さんの対応に追われて、仕事内容はかなりハード。だから動物の世話が全く苦じゃないような人じゃなければ辛さが先立つ可能性があるね。
働き方にはいくつかあって、まずは民間か公務員かという選択肢。他にも数年契約で雇われる臨時職員があったり、日給のアルバイトなんかでも繁忙期は働くチャンスがあるよ。