獣医師になるためにはどんな方法がある?具体的な仕事内容は?

獣医師という仕事について掘り下げて解説!

◆大学に行こう

獣医師になるにはまず獣医学部や獣医学科を設置している大学に行き、6年間修学する必要があるよ。
6年間通う上に1年1年の学費もかなり高額、国立も私立も難関だし、私立大学で6年通えば1,000万円は覚悟するべきだね。
あとは競争率もなかなかのネックで、全国含めて獣医系の大学はなんと16校しかない。
最低難易度でも下手な医学部より偏差値が高いから、競争率も相まってかなり勉強しないといけないね。浪人も視野に入れよう。
他にも学校によって強い弱いもあるから、研究メインか動物管轄か、自分の目指す将来に合ったタイプの学校かしっかり調べておこう。
そして大学に6年間通って得られるのが、獣医師国家試験の受験資格だ。

◆国会試験を受けよう

6年間かそれ以上しっかり勉強して無事に学校を卒業した後は、年に一度の獣医師国家試験が待っている。
合格すれば無事国家資格を取得と言うわけだね。
獣医師の資格は学校に入る方が厳しく、資格試験の合格率は80%近くになる。
だから6年間しっかり勉強をしてちゃんと卒業できる程度の知識があれば、そんなに心配することはないよ。
もちろん、5人に1人は落ちるんだから対策はしっかりね。

◆就職先色々

長い年月かけてやっと国家資格を手に入れた。
そうしたらその後は就職だね。国家資格があるから普通に就活するよりは全然簡単ではあるけれど、自分の目指す先はしっかり見据えて就職先を選ぼう。

【就職先例】
○ 動物病院
一番メジャーな獣医師の就職先。資格を取得した半数ほどが動物病院へ就職しているよ。
特に都市部では依然ペットブームが続いていることもあって、動物病院も多く需要も高いみたいだね。

○ 農協
畜産業なので、要は牛や豚の健康管理を中心に行う獣医師だ。
一人で複数の牧場を回っているところもあるくらい、各書から引っ張りだこな立場だね。

○ 動物園
動物園のスタッフの一員として、動物たちの健康管理を行うよ。
資格がないと出来ない処置や処方も多いから、動物園には必須な役割だね。

○ 製薬会社、食品会社
薬品のや食品が人体に被害がないか調べるには、まず動物実験が行われるのを知っているよね?
その時にも獣医師は、動物の管理を行って、ちゃんとした実験データが得られるようにしているんだよ。

○ 地方自治体
保健所うあ衛生検査所で、食肉の管理や感染症の対策を行うのも獣医の仕事だ。
獣医師ではあるけれど立場的には地方公務員となる。各施設に随時派遣されたり、公営の動物園で働く場合もあるよ。

○ 検疫所
国家公務員として空港や海港にて海外からの輸入品に関する検査や管理を行うのも役割としてあるよ。
伝染病なんかは時に大変な影響を及ぼす可能性があるので、かなり重要な仕事だと言えるね。

◆獣医師の年収

獣医師は高収入なイメージがあるかもしれない。
確かに収入は少なくないけれど、時間帯効果にしてみるとその限りじゃないよ。
あとは就職先がかなり多岐にわたるから、それによってもかなりの幅はあるよね。
一番多い動物病院を例に挙げてみると、まず小さめの動物病院で働く駆け出しと、開業して成功した獣医師の間には3倍近くの差が生まれることもある。
初任給は高めで平均すると23万円前後。経験を積んで院長にまでなれば35万~40万に届くこともあり、技術を磨けば磨くほど報酬にも繋がるよ。
ただ勤務時間が気になる場合は動物病院だと急患や夜間もあるので考えものかもしれない。
その場合は地方公務員として働くと、勤務時間もそこまでおかしなことにならず済むかもしれない。
ただし給与は一般のそれと同等かそれ以下になるというのは覚悟しておいた方がいいね。
製薬会社なんかは給与面でも勤務時間でもバランスが取れているかもしれない。
でも待遇は企業によって大きく変わってくるので、よくよく調べておく必要がありそうだね。

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