トリマーになるためにはどんな方法がある?具体的な仕事内容は?ぶっちゃけ収入ってどれくらい?

トリマーという仕事について掘り下げて解説!

◆トリマーには実は資格が必要ない

世の中には資格が必要な仕事は数多くあって、動物に関わる仕事の中でも獣医師は6年間の就学の上に資格試験に合格し、国家資格を取得する必要があるよね。
一方トリマーは、認定資格はあるものの、実は資格を取得しなくても仕事に就くことはできるんだ。
ただし何も学ばずにトリマーを始めるのは無謀と言うもの。というのもトリマーは動物版美容師だから、専門的なスキルが必要なんだね。
例えば一番トリマー需要が多い犬に絞ったとして、膨大な犬種がある上に性格やけしつも異なってくるし、その時の流行や合ったスタイルも知っていなければいけないので、学ぶ内容はかなり膨大。
スタイル以外にも動物の扱いも慣れておかなければ危険もはらむ仕事だ。
だからペット全般に対する深い知識や経験がなければ、トリマーとして臨機応変に対応しながら働くことは難しいんだね。

◆トリマーになるための第一歩は?

一番メジャーな目指し方としては、トリミングの技術を身につけるために、1年から2年間で専門学校やスクールに通うこと。
次点としてはペットショップやサロンでのアルバイトで経験を積むことだけれど、それも学校と並行で行う人が多いみたいだ。
あとは民間資格にはなるけれど、勉強して試験を受けてトリマーの資格を取得すること。
スキルを身に付ける必要はあるけれど、資格さえあれば就職は狙えるので、就職してから経験を積むことも狙えるね。
資格が必須な職業じゃなくてもやっぱり就職する時には有利になるから、学校に通っている場合でも狙えるなら資格も取得しておこう。

◆トリマーの仕事内容

トリマーの就職先は最近増えてきている専門サロンの他にもペットショップや動物病院もあるよ。 サロンでは基本的にトリマーの仕事と受付や事務作業が仕事内容だね。
ペットショップでは、それに加えて通常の店員と同様、ショップにいる動物の世話や散歩をしたり、ショップで販売している商品の管理を行うこともある。
動物病院では獣医師のサポートのような動物看護士の領域もカバーすることがあって、中には動物衛生看護師等の動物看護系の資格を取得しておかなければいけないこともあるよ。

無事トリマーとして就職しても、初めから一人でトリミングを任せてもらえることは早々ない。
初めのうちはシャンプー、爪切り、耳掃除やペットの世話などを続けて、それ以外の時間でひたすらトリミングの練習をするんだ。人間の美容師と同じだね。
トリミングが上手くなってからも、飼い主の細かい要望に応えるために、日々スキルを磨き続ける必要があるよ。
実力がモノをいう世界な分、始めは大変だけれど、いずれは独立して自分の店を持つこともできるはずだよ。

◆トリマーの適性

言うまでもなく一つは動物好きであること。
動物に関わる仕事なら全般的に言えることだけれど、常に犬や猫と接するため、動物が好きでなければ務まらないよね。
待遇面では決して恵まれているとは言えない職業なので、動物に関わる仕事がしたいという熱意のある人でないと、続けることは難しいかもしれないね。

後はやっぱり手先の器用さも重要だ。
トリマーは動物版美容師。手先の器用さや美的センスなどの抽象的な部分も、トリマーには求められるし磨く必要があるよ。
さらにトリマーの場合は人間と違って言葉も通じず、時に暴れ出してしまう子も。施術中は集中力を切らさずに作業する必要もありそうだね。
何十キロもある犬が暴れてしまうこともあるので、体力勝負な側面もあるから覚悟しておこう。

あとはなんといってもコミュニケーション能力。
動物が言葉を話せないなら、飼い主さんとのコミュニケーションは必須。
特にサロンに来るお客さんにはこだわりが強い人も少なくないので、飼い主の要望を汲み取って適切に応えていくことができれば、信頼さえる名トリマーになれるかもしれないね。

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