HOME > 美容専門学校・スクール人気ランキング > 美容業界を目指す場合の大学と専門学校の違い

大学と専門学校の違いは大学は専門知識以外の学問の勉強もしなくてはなりませんが、専門学校は主に職業教育を行うところですので、その名のとおり専門知識の勉強のみを行うところだという点です。
また専門学校の最大の特徴は実習時間が長く、卒業後には即戦力で働くことができます。
特に美容業界のように専門知識の他に技術も磨く必要がある場合は、実習の時間が非常に重要となってきます。
また美容専門学校は平均2年、長くても3年で4年制大学よりも短く済みます。その分早く社会へ出ることができ、実践経験が積みやすいメリットもあります。
加えて修業年限が短いために授業料や教材費が丸々年数分浮くことになり、美容専門学校の方が大学よりも学費が安く済むという嬉しい点もあります。

このようにこと美容業界においては大学よりも専門学校の方が優れている場合が多く、探すならば美容専門学校がオススメです。
大学であるメリットはキャンパスライフや一般企業への就職という点がありますが、美容専門学校ではどっちもダメかと言えばそんなことは全くないので、こだわりがない限りは専門学校へ行きましょう。

大学よりも美容専門学校で就職先が多い理由

美容専門学校で卒業すると様々な美容系の会社に就職することができます。
理由として、まず即戦力としての力を専門学校ではつけることできるからです。
技術と知識をより実践的に、1流プロの先生が丁寧に指導してくれます。
希望通りの就職に必要な資格やスキルの身につけ方も教えてくれますし、専任の就職サポートまでしっかりとつきます。
大学ではなかなか個々へのサポートが充実しませんので、そうした 実習項目の多さや1流プロの先生が丁寧に指導してくれるというのがあります。
また、専門学校と企業とのパイプがしっかりとできていること。
学校側も企業側もお互いがメリットなのでそのつながりを使い大手の会社にも就職することが可能です。

大学を利用するのは大いにアリ

注意してほしいのは、筆者は決して大学がダメと言っているわけではなく、美容業界への就職、エステサロンやネイルサロンで働きたいのであれば美容専門学校に進学するべきですと言っているということです。
大学は言うまでもなく、今もなお日本の一般的な進学先として愛されています。
学歴社会も薄まってはきましたが、まだまだ大卒でなければ採用試験を受けられない企業も多く、大企業や大手企業に就職したい場合は大学の卒業資格は取るべきです。
美容業界への就職、サロンへの就職ならばしっかり専門技術が磨ける専門学校に軍配が上がりますが、大手の化粧品会社など、美容系の企業に就職したい場合は話が変わってきます。
上に書いたように就職実績としては専門学校からでもありますが、それは一部の人のみです。

ではどうすればいいのか。

話は簡単で、専門学校と大学、どちらにも通えばいいのです。
大学を出てから美容専門学校に通うというのは知識についてはしっかり付くかもしれませんが、卒業までに時間がかかり学費もかさんでしまいます。
そこで、大学の編入制度を使えば、4年間で専門学校の技術とノウハウを吸収しつつ、大卒の資格を取得できます。
しかも大学は1~2年制で基礎的、汎用的なことを学び、3~4年では専攻した科目へ特化していく傾向にあるため、1~2年では専門学校、編入して3~4年で大学というのは、非常に学びに無駄がありません。
大手化粧品会社の一部はやはり大卒でなければ受けられない、またエントリーの段階で落とされてしまうことも少なくないので、もしそういった道を選ぶのであれば編入を狙うのがオススメです。
もちろんエステティシャンやネイリスト等を目指す場合は専門学校だけで十二分に知識と経験が詰めるので、わざわざ大学に編入しなくて問題ありません。

専門学校だからこそできる充実のサポート体制

大学での就職サポートは窓口への相談や、求人票の閲覧程度のものです。
しかし、専門学校は就職や資格取得が目的の養成校であるため、就職に関わらずそのためのサポートが非常に充実しています。
専門学校の美容業界へのコネクション、また寄せられている多くの求人、就職の際のアドバイスなど、それらが全て無料で行えるというのは、専門学校の魅力の一つです。

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