調理・製菓専門学校の特徴・選び方
専門学校を選ぶ時は、それぞれの学校の特徴をつかむ必要があります。特に初めて専門学校をさがす時は、特徴をつかむためにも資料請求をして、オープンキャンパスなど実際に体験をすることをおすすめします。
調理師や製菓の専門学校は他の専門学校と比べても歴史が長いところが多く、実際に現場で活躍していた調理師が指導をしてくれる学校が多いです。
実際の料理の腕はもちろんのことながら、栄養、食材選び、そして食の安全をしっかり教えてくれる学校を選ぶ必要があります。
どれだけ料理の腕が高く、美味しいものを作ることができても安全面で怠ってしまってはすぐに廃業となることもあります。
また最近は栄養にかんして知識の高いお客様も多く、しっかりと説明できることによりお客様の信頼を得ることができるのです。
どれだけ美味しそうでも、それだけではお客様の心をつかむことはできません。調理や製菓の専門学校では、料理人として必要なことを全て学ぶ必要があるのです。
また調理師専門学校を卒業すると、調理師免許を取得することができるのでプロの料理人となることができます。
◆資料請求
調理といっても色々なジャンルがあるので、まずはどんな内容があるのか資料請求をしてください。また似たカリキュラムであっても施設が違うところや、カリキュラムの内容が違うところなど比較をすることが大切です。色々資料を読んでいるうちに、違うジャンルの料理に興味がいくこともあるでしょう。
また調理だけでなく、レストランの経営など幅広く勉強をできる学校もあります。
◆オープンキャンパスや体験入学
実際の調理場はホームページや資料だけではわからないですし、実際に見る必要があるでしょう。また授業の進め方やカリキュラム、また施設、学校の雰囲気も確認をするようにしてください。何校か行っているうちに見えてくるものもあるでしょう。入学してから雰囲気が違った、イメージと違ったということが内容にしてください。
◆先生
生徒の人数に対して、先生がどのくらいつくのか、他にもサポートをしてくれる人がいるのかどうか。また先生と生徒がどのくらいコミュニケーションをとっているかどうかも判断材料になるでしょう。授業中はもちろんのことながら、先生のとのコミュニケーションによって色々なことも学ぶことになるのです。技術面はもちろんのことながら、調理師になるにあたり苦労したこと、イメージと違ったことなど色々話ができる環境が望ましいです。いつでもサポートを受けられるような学校だと、安心して勉強をすることができるでしょう。
◆就職できるようなカリキュラム
就職つまり調理師やパティシエになることができるようなカリキュラムを組んでいる学校を選ぶようにしてください。
◆複数を比較
資料請求も学校見学もそうなのですが、複数校行くようにしてください。一校みてよいと思ってももっと良い学校があるかもしれませんし、他の比較することにより新しいことが見えてくることもあります。将来やりたい夢のためにいく専門学校なので、学校選びは妥協をしないようにしてください。
◆調理・製菓専門学校の選び方
・エリアで選ぶできるだけ通学時間に長時間をかけないようにしましょう。交通費もかかりますし、レッスン後授業料を稼ぐためにバイトをする人もいるでしょう。またできるだけ授業後に復習をした方が、身につくのが速くなります。電車でも勉強はできますが、家で集中した方が効率がよくなります。
・学費で選ぶ
金額面はもちろんのことながら、奨学金または夜間コースを設定するなど少しでも経済的にサポートできるような配慮がなされています。学費は大切なので、しっかりと払うことができる学校を選ぶようにしてください。
・就職率で選ぶ
卒業後に調理師免許を取得できるので、すぐプロの料理人として活躍できるのですが、それ以外にも就職するまでに色々アドバイスをもらえる学校がよいでしょう。就職率を先に確認し、高いところを選びたいです。
・施設で選ぶ
調理はキッチンで行うため施設の充実度は大切になります。また中華やイタリアンなどそれぞれのジャンルにあった施設があるので、体験入学やオープンキャンパスの時にしっかりと見るようにしてください。
また調理以外にも、休憩室や他の生徒とコミュニケーションをとれる場があるとよりよいでしょう。同じ目的をもつ生徒同士で話すとモチベーションがあがり、情報交換もできます。
◆調理・製菓専門学校を一部ご紹介。
・辻調理師専門学校
就職に強く、なんと辻調理師専門学校に集まる求人は3,000件を超えています。また和・洋・中から製菓まで数多いクラスがあり、幅広く勉強をすることができます。1人の学生につき、担任の先生、キャリアカウンセラー、他にも求人を担当するスタッフがつくため就職をするまでサポートをしてくれます。
求人が多く、キャリアカウンセラーという専門家がいることが就職への道を近づけてくれています。またカリキュラムの質が高く、企業側も即戦力で使えることを知っていることも大きな要因です。
また卒業してからもサポートしてくれるため、安心してプロの調理師として働くことができるのです。
・織田調理師専門学校
就職するための支援が充実しており、就職率が毎年高くなっています。実習室が充実しており、現場さながらの研修ができます。
JR中野駅前というロケーションで通学にも便利となっていることも人気の要因のひとつとなっています。調理師学科以外にも、経営を勉強するコースもあり、実践的なことを勉強することができるのです。
・レコールバンタン
業界への輩出実績やインターン受け入れ先の数が多く、業界就職に特化しています。
学内選考を経たインターンシップ制度もあり、現場のスピード感や雰囲気などを肌で感じ、仕事に対するやりがいを見出すことで、適性に合った就職先を見つけられるメリットがあります。