料理が好き、お菓子作りのプロになりたいということを考えている人はいませんか。全国の有名な調理・製菓専門学校について詳しくご紹介します。
スキルを身に付けることで、中卒や高卒でも働いていけますので専門学校で学ぶといいでしょう。全国で有名な調理・製菓専門学校について見ていきます。
全国の調理・製菓専門学校はどのくらいある?
まず全国の調理・製菓専門学校ですが、おすすめとされる学校が200校程度あります。
調理師の資格を目指せる学校も100校前後あります。
飲食店で働くには必ずしも調理師免許がないといけないわけではありませんが、専門的な料理の知識や衛生知識なども身に付くため、資格として持っておくと有利になります。
できれば調理師免許を持っておいた方が仕事の幅が広がります。
最近の調理・製菓専門学校の特徴
最近では、調理・製菓専門学校も、様々な学科を持っている学校が増えています。調理師免許だけでなく、製菓衛生師や野菜ソムリエなどの資格も取れたりする学校も増加。
製パン科やスイーツパティシェ科や経営やマーケティングについて学ぶ調理技術経営学科などもあり、お店をやっていく際の勉強になります。
それぞれの目的に応じて多くの学校から選ぶことができます。
学校によって受けられる授業も少しずつ違いますので、まずは気になった学校を見学したり、資料を見て比較してみるといいでしょう。
全国で有名な調理・製菓専門学校紹介
全国で有名な調理・製菓専門学校について詳しくご紹介していきます。
大阪の辻調理師専門学校や辻製菓専門学校やレコールバンタン、東京の服部栄養専門学校、東京製菓学校、日本菓子専門学校などが特に有名です。
他にも、東京の二葉栄養専門学校や東京ベルエポック製菓調理専門学校や神戸製菓専門学校などがあります。神奈川の国際フード製菓専門学校などは製パンを専門とした専門学校となっています。
有名な専門学校についてそれぞれ見ていきますので、参考にして下さい。
・「辻調理師専門学校」は歴史があり専門的な先生が魅力
1960年に開校している歴史のある有名な大阪の調理師専門学校です。現在では「辻製菓専門学校」他、「エコール辻」が大阪や東京にもあり、グループ学校となっています。
1年制の調理師本科、2年制の調理技術マネジメント学科、3年制の高度調理技術マネジメント学科などがあり、2021年4月から1年制の日本料理本科や2年制の日本料理クリエイティブ経営学科なども創設されています。
歴史のある学校のため、西洋・日本・中国料理の各専門分野の先生から学べるのが魅力です。
学費は、1年制の調理師本科、日本料理本科が各217万円、2年制の調理技術マネジメント学科、日本料理クリエイティブ経営学科が380万円近くとなっています。
受験資格は中卒でも大丈夫ですが、入学資格認定試験が行われます。
・「レコールバルタン」は55年実績の実践型デザイン教育が自慢!
「レコールバルタン」は3年制の高等部もあるのが特徴です。高卒の資格も取りながら実践的なことが学べます。大阪だけでなく東京にも学校がありますよ。
食のデザインスクールがテーマで、実習が中心となっています。
グランパティシェ学科、パティシエ専攻、TOKYOフードデザイン学科、調理・バリスタ専攻などに実践的に細かく分かれているのが魅力です。
16歳でバリスタの資格を取った人もいて、実習や実践を通しながら資格取得が目指せます。調理師免許取得サポートプログラムも受けられていいでしょう。中学校卒業(見込み)の人や高校在籍経験者や高校転学希望者も受験可能です。
学費は学科によって異なり、入学金10万円他初年度の学費が120万~165万円が必要となっています。
専門学校の1年制~3年制の学校もあっておすすめです。
・「服部栄養専門学校」の一流料理人の授業も貴重
東京の「服部栄養専門学校」も有名です。一流の調理師、栄養士、パティシエ、ブランジェを育てている実績があります。
特別授業で一流の料理人の授業が受けられるのも魅力です。
昼2年の栄養士科、調理ハイテクニカル経営学科、1年の調理師本科、調理師本科パティシエ・ブランジェコースや夜の1.5年の調理師科などがあり、多くの人が集います。
夜の1.5年生の高等課程もあり、年齢不問で中卒以上なら大丈夫です。
学費は昼の1年制で179万円、2年制で309万円~353万円、夜は164万円になります。
有名な調理・製菓専門学校で知識と実践を身に付けるのがおすすめ
全国には多くの調理・専門学校があります。せっかくならば有名な料理人の指導を受けたいと言う人も多くいて、有名な料理学校に行くことでその機会も作れます。
調理師やパティシエなどの免許資格だけでなく、そうした一流のスキルを実際に学ぶことができる専門学校も嬉しいでしょう。有名な学校が大阪や東京を中心にありますので、そうした調理・製菓専門学校を目指してみるのもおすすめです。
ただし、学費が高額になりますので計画性を持って目指すことが必要です。